性別問わないトイレ 名古屋大に登場
https://mainichi.jp/articles/20171017/k00/00e/040/201000c
名古屋大
多様な性、配慮のトイレ…ジェンダー研究施設に
LGBTなど性的少数者に配慮したオールジェンダー(全ての性)トイレが、11月1日にオープンする名古屋大の研究施設「ジェンダー・リサーチ・ライブラリ」(名古屋市千種区不老町)に登場する。同施設はジェンダー問題に関する研究や情報発信の充実を図る狙いがあり、トイレの在り方にも工夫を凝らした。一般の人も利用可能で、大学発の新たな取り組みとして注目を集めそうだ。
施設は2階建て(延べ床面積約840平方メートル)で、図書館と研究スペースで構成。施設内のトイレは全て個室で、各階に3室ずつ計6室ある。うち4室が性別を問わない「オールジェンダー」向けで、2室を「女性優先」にする。
トイレ前の壁面には人をかたどったレリーフが並ぶ。よく見ると、ひげをはやしたスカート姿の人もいて、性の多様性を表現しているのが特徴だ。トイレのドアも同趣旨の模様を施した。施設は篤志家の寄付などで整備され、オープン時にはジェンダー関連で約2万冊の蔵書をそろえたい考え。一般にも開放する。
https://mainichi.jp/articles/20171017/k00/00e/040/201000c
名古屋大
多様な性、配慮のトイレ…ジェンダー研究施設に
LGBTなど性的少数者に配慮したオールジェンダー(全ての性)トイレが、11月1日にオープンする名古屋大の研究施設「ジェンダー・リサーチ・ライブラリ」(名古屋市千種区不老町)に登場する。同施設はジェンダー問題に関する研究や情報発信の充実を図る狙いがあり、トイレの在り方にも工夫を凝らした。一般の人も利用可能で、大学発の新たな取り組みとして注目を集めそうだ。
施設は2階建て(延べ床面積約840平方メートル)で、図書館と研究スペースで構成。施設内のトイレは全て個室で、各階に3室ずつ計6室ある。うち4室が性別を問わない「オールジェンダー」向けで、2室を「女性優先」にする。
トイレ前の壁面には人をかたどったレリーフが並ぶ。よく見ると、ひげをはやしたスカート姿の人もいて、性の多様性を表現しているのが特徴だ。トイレのドアも同趣旨の模様を施した。施設は篤志家の寄付などで整備され、オープン時にはジェンダー関連で約2万冊の蔵書をそろえたい考え。一般にも開放する。